- 魚焼きグリルの汚れが気になる
- 魚焼きグリルの清掃が面倒
- グリルプレートを使ってみたい
- 本当に庫内が汚れないのかを知りたい
- グリルプレートが使えるガスコンロを知りたい
ガスコンロの魚焼きの掃除って面倒ですよね?
僕は、ガス会社で10年以上働く現役のガス会社社員です。
実際に、魚焼きは掃除が面倒なので、こんなことをおっしゃる方も多いです。
「グリルを使わずフライパンで焼く」
「魚は家で焼かない」

もったいないなあ…
ガスコンロにはグリルプレートという、庫内を汚さないことに特化した商品があります。
中でも今回は、パロマ製のラクックについて実際に使用している方に、色々聞いてみました。
3年前、同じ時期に、全く同じコンロをそれぞれ販売したお客様がいます。
一方はラクックを使用、もう一方は焼き網を使用しており、3年間使用した後に、汚れ方について比較しました。
結果は、焼き網を使用したコンロがしっかり汚れていたのに対し、ラ・クックを使用したコンロは、新品であるかのように汚れていませんでした。
この記事では、ラクック(グリルプレート)を使った場合と、使わなかった場合のグリル庫内の汚れ方を、3年間使った状態で検証して解説します。
ラクック(グリルプレート)とは?


グリルプレートとは、魚焼きのグリルの中に入れて使用する、フタつきのプレートのことです。
中に魚や肉、を入れて調理することにより、庫内が汚れないようにするものです。
検証に使用したグリルプレート
・パロマ製ラクック




ふたを閉めることにより、グリル庫内を汚さずに調理することができます。
取っ手が同梱されており、フタにある穴に、取っ手を入れて使うことにより、そのまま食卓に出すことができます。
比較結果


パロマ製「PA-A93WCR」 同機種×2台
- 一台は焼き網を使用
- もう一台はラクックを使用
条件として、ラクックなしは庫内の掃除を2~3か月に一回程度しています。
ラクックありは年末の大掃除の時に掃除する程度でした。
ラクックを使用していた庫内画像


ラクックを使用していない(焼き網使用)の庫内画像


ラクックを使用している庫内は、3年ほど使っているにも関わらずほとんど汚れていないことが分かります。
逆に、ラクックを使っていない方の庫内は、真っ黒に焼き付いて汚れています。
焼き網は、ある程度キレイに掃除できますが、グリル庫内は一度でも油が付着すると、なかなか取れません。
ラクックについて


今回使用しているラクックは本体のみでも購入ができます。
ラクックが使用できるタイプのガスコンロをお使いの場合は、挿入してすぐにでも使用することが出来ます。


パロマ製のガスコンロの中でも、温度調整機能がついているコンロをお使いの方はラクックが使えます。
わかりづらいですが、グリル庫内にフレームがあるタイプのコンロで使うことができます。


逆に、このような横のフレームがないタイプのコンロでは使えません。


もし使用できないコンロを使用している場合は、ガスコンロを対応品に交換する。もしくは、市販のグリルプレートを使用することになります。
ただし、市販品は、使用方法を守って使用しなくてはなりません。サイズや材質に注意が必要です。
ラクックオート


ラクックには自動で調理ができるラクックオートという機能もあります。
近年追加された機能で、コンロの機能ボタンのところにあるラクックというボタンで使用します。
ラクックのボタンを押して焼き加減を設定するだけで、自動で調理ができる機能です。
以前から焼き網で出来ていたオート調理が、ラクックでもできるようになった形です。
ラクックが使えるほとんどのガスコンロでは、ラクックオートが使えます。)
さいごに


「グリルプレート(ラクック)を使うとグリル庫内が汚れない」とメーカー営業さんからよく聞いてはいました。



正直、カタログに書いてあるだけで、数年使用すると、実は汚れるんだろうなと思っていました。
ですが! そんなことはありませんでした!
実際に使用してみて比較した、今回の結果は思った以上のものでした。
ラクックグランを使うと魚だけではなくお肉やケーキなども作れるので便利です。
専用のレシピも随時追加されているので、ガスコンロを買い替える際はグリルプレートを検討してみてください。
リンナイ製ココットプレートとの比較はこちらで解説しています。